ネットビジネスは本当に儲かるのか?
ネットビジネス市場は、年々急速な成長を遂げています。
ネット人口も膨大に膨れ上がっていった結果、接続会社がこういった世界的な流れに追いつかず、ともするとドメイン数不足で利用できない人が続出しかねない勢いです。
これほどの勢いを見せるネット世界ですが、経営動向はけして芳しいいものではありません。
「平成11年度通信白書の調査結果」によれば、黒字決済を出したサイトはわずか25.7%、赤字決済は29.7%と出ています。
月平均総合売上高は50万円未満と答えたサイトが69.2%、100万円以上と答えたサイトはわずか11.3%でした。
ネットビジネスは儲かるイメージがあったのに、これはゆゆしき問題ですね。
ネットビジネスを検索してみると、「借金地獄から月収5百万へ華麗なる変身」とか「タダの主婦が夫の年収を超えた」だの、華やかなキャッチコピーが踊っていますが、みんなうそ?
また、ヤフオクのネットショップ成功者の事例を見ると、普通の主婦がネットオークションで数億円の大会社の社長になった話しとか、20代~30代の昼間はOLという人がネットショップで高額所得者になったとか、そんな話を聞いていると、「私にだってできる!」そんな気持ちになりますよね。
しかし現状は・・・。
「日経IT Pro」を開いて真っ先に目に飛び込んでくる大文字「3分の1の加盟店が楽天との契約解除を検討 」?!
要するに、ネットショッピングモールで最大級のスケールを誇る楽天ショップでさえ、ほとんどが苦戦を強いられている現状なのです。具体的に数字で出してみれば一目瞭然です。
楽天加盟店4940店のうち(有効回答数1214)「46.6%が月額50万円以下、16.5%が100万円という数字が出ました。
月額1000万円を超える加盟店は4.2%、黒字店舗は全体の31.2%」という結果になりました。
これでも通信白書で対象になった一般店舗よりは、楽天の方がまだましな方なのです。
しかし、それと反比例してネット人口も市場規模も、ドメイン数が足りなくなるほど急成長しているのに、なぜこんな結果になるのでしょうか?
早い話が、極一握りの成功者が一人勝ちしているということです。
ヤフオクや楽天市場で見たあの成功事例は、あたかも全容をあらわしているように錯覚させているだけなのです。
広告担当者はさすがプロ!!
同白書が、今後の課題として挙げていることは、採算性は確かに向上しているが、サイトの宣伝の仕方やアクセスの増やし方がきちんと認識されていないという、マーケティング手法に関する問題です。
「誰にでもできる」と言う安易性ばかりが強調されていて、きちんと勉強している事業者が少ないのです。
儲けるということはそんなに甘いものではありません。
しっかり前準備をしてビジネスに望む姿勢が大切です。
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2008年11月16日|
カテゴリー:ネットで稼ぐ注意点
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